局地的豪雨

先日は関西からの帰途、三島付近の局地的豪雨のあおりをうけたが、今日は当地が大変なことになっていたらしい。
らしい。というのは、夕方まで老母のところへ出かけて留守していたから。
でも、行きは、峠をこえたり、海のすぐそばを走ったりするとき、ワイパーが利かないほどの土砂降りで大変だった。
まるで映画「ポニョ」の一場面みたいに。
でも、走っているときって、そこだけ局地的に降っているのか、もっと広い範囲なのか、わからないんですよね。
うちに帰ってからニュースで、あらあら・・・と知った次第。
もし、ニュースでご心配いただいているようでしたら、うちは大丈夫です。
ありがとう。

ふだんはまったく気にならない程度の土地の高低の差が、こういうとき、ものすごく大きなことになってしまうんですよね。
大雨のとき、台風のとき、雷、地震。
自然の脅威をあらためて感じます。
そして、もっと自然や気象の変化に敏感にならなければ、とも。

刺激的な二日間

このところ、母の老いやら、自分の創作意欲の減退やら、なんとなくテンションさがりっぱなしの日々がつづいていた。

土曜日。あくびさんがチケットをまわしてくださって、大阪厚生年金会館で、☆新感線の『五右衛門ロック』を観劇。
いやあ、もう、古田新太をはじめ、元気一杯舞台中暴れまわる役者さんたち。
その中で、どっしりと重厚な北大路欣也御大。
若さではじけている森山未来クン。(かわゆい♪)
笑い。迫力ある殺陣。ド派手な演出。
はちゃめちゃなストーリー。なのに、見終わって、なにか心にずしんと来る。

夜は、一人で心斎橋近辺を歩く。
おお、これか、グリコの看板!
週末限定の遊覧船が、両岸のネオンが映る川面を走っていた。

翌日はプレアデスの例会。
会の今後について。
そして、たっぷり時間をかけての合評。
ううう、頭の中が・・・・過充電状態。

いつも参加する二次会をパスして、新幹線京都駅へ。
時刻表示の下に、「三島・熱海間の激しい雨で運転見合わせしていたが、さきほど再開」
5分ほどの遅れで運行しているらしい。
おお、なにも知らなかったが、ラッキー!と乗り込んだ。
名古屋まではスムーズに来たものの、三河安城についたところで停まったまま、なかなか発車しない。
アナウンスによると、また、三島付近の豪雨で運転見合わせ。
各駅ごとに新幹線が停止しているため、それが動き出すまで運転できない。と。
つまり、糞詰まり状態というわけね。
こっちではまったく雨の気配もないのに。
ややあって、となりの線路にのぞみも停止した。
しばらく様子をみたが、時間がかかりそう。
そうだ。在来線が併走しているハズ。
列車をおりて改札へむかう。
在来線乗り換え口は、150メートルほどむこう。
トコトコとあるく。こうしているあいだに動き出していたら、癪だな。と思いながら在来線で豊橋につく。
予定より一時間おくれ。
たぶん、戻ったとしてもたいした額ではないだろうと、精算はせずに改札を出る。
(これ、正解だった。乗り換えの場合、戻るのは特急料金の差額分だけ。でも、三河安城・豊橋間は差額ゼロなのだ。)
あとでニュースを見ると、結局、最大6時間も足止め状態だったらしい。
よかった、こだまで。

とまあ、刺激的な二日間だったが、おかげですこし元気がでてきた。気がする。
さ、がんばろ。

児童文学におけるリアリティのありか

児童文学について研究する方たちが所属する「児童文学学会」があり、毎年活発な研究大会が開かれています。
今年は、10月11・12日の二日間にわたって、愛知淑徳大学キャンパスにおいて研究大会がひらかれます。
今年のテーマは、「児童文学におけるリアリティのありか」というお題だそうで、各教室や講堂を会場に、講演、研究成果の発表やディスカッションなどが行われます。
で、わたしは、研究者でも学会員でもないのですが、招かれて、12日、午後4時半からの「ノンフィクションにとってのリアリティ」というラウンドテーブルに参加することになりました。
ラウンドテーブルというのは、要するにテーブルを囲んで、その場に集まった人たちが自由に話し合う。という形式のようで、最初に発言者として、それぞれ研究者である武藤清吾さんが動物文学について、奥山恵さんが伝記文学について、そして、執筆者の立場からわたし、うみのしほが、折り鶴2冊の取材と執筆を通して感じたことを短く発表したあと、自由討議にうつるのだそうです。
学会というのも、ラウンドテーブルというのも、はじめてのことで、どうなることやらわかりませんが、こういう会に参加することで、ちがった視点、学びが得られるかも、と期待しています。
興味のあるかたがいらしたら愛知淑徳大学にお問い合わせの上、ご参加ください。
発言者のわたし、なんせ、あの本が出版されたは10年前、取材をはじめたのは12年もまえのこと、かなり記憶もあいまいになっているのですが、レジメを用意したりするうち少しずつ思い出しつつあります。
動物文学、伝記文学(キュリー夫人を扱うそうです)についても勉強しておかなくては。



そうそう。『おりづるの旅』が重版かかって9刷になりました。
われながら、すごい!
それこそリアリティのありかとしては、執筆者として、売れ行きのことまで考えて書いていたわけではないので。

毎年、この季節になると、たまにしか会わない義兄に
「原爆の慰霊祭、折り鶴の像が写ると、しほさんがいるんじゃないかと思って見るよ」
と言われます。
「いえ、取材以来、慰霊祭には行ってません」
と答えているのですが、どうしてそんなこと聞くのだろうと思っていたら、
「だって、招待されるんじゃないのかね」
え。え”−!
サダコ本は、もう何十冊と出ているし。いちいち、執筆者を呼んだりしてませんって!
あまりにリアリティのないことで、苦笑するしかないのですが、義兄が、わたしの本を好意的に受け取ってくださるのはありがたいことです。

本を出すということは、その内容すべてに責を負うこと。
その責は、執筆のときだけでなく、ずーっとあとあとまでついてくるのだな。とあらためて感じています。

リレートーク

児童文学者協会、リレートーク更新されました。
わたしの思い出の一冊・・・それは、マークトェインの『王子と乞食』です。
よかったらご覧ください。

どんな本が好きだった? うみのしほ

ナガサキ

今日は、長崎の原爆忌
こういうものは比べるものではないし、そう毎回、聞き比べているわけではないが、なんとなくナガサキの平和宣言のほうが、きっぱり言い切っている感じがする。

・・・・核軍縮の責務を真摯に果たしていくべきです。
・・・・NPT及びCTBTへの加盟を強く促すべきです。
・・・・「北東アジア非核兵器地帯」創設を真剣に検討すべきです。
べきです。が三回、繰り返された。
・・・・と思います。べきと思います。べきではないでしょうか・・・・
とかく、日本人は、言い切ることをきらい、あいまいな部分を残すことがよいとされている。
しかし、こういう場合は、きっぱりと言い切るほうがいい。実に潔い。
そう、言い切るべきです。
この言い切りのあいだ、カメラは福田首相をアップで写していた。

長崎原爆資料館 → 長崎平和宣言


前市長の刺殺はたしかに衝撃的だったが、その直後、娘婿の立候補には、よそながら、そこはかとなく違和感を感じた。
地元の、しかも、一介の市職員が名乗りをあげ、涙や私情から離れた選択の結果、当選した。
市長としての手腕は、よそからはわからないが、平和宣言を読む限り、これでよかったと思う。



こんな本が好きだった

所属している日本児童文学者協会HPの「リレートーク こんな本が好きだった」のバトンが、畑中弘子さんから渡ってきました。
わたしの好きだった本・・・・まっさきに浮かんだのがこれ・・・
近日中にアップされると思いますので、よろしかったらごらんください。
HPは、会員でなくても、読むことができます。
いろんな作家さん、評論家さん、翻訳家の方々の「こんな本が好きだった」も、興味深いものです。

日本児童文学者協会 → 新着情報 → リレートーク

ヒロシマ

今日はヒロシマの日。
TVで平和記念式典の中継を見る。

子ども宣言が、一番心を打つ。
なのに、いま、検索してもどこにも載ってない。
広島平和記念資料館の公式HP。
すごく充実している。子どもむけにキッズコーナーもある。
過去の、市長の平和宣言は記載されているのに、なぜ、子ども宣言は記載されない?
わたしの探し方が悪いのか? いや、いろいろ検索をかけたが、ヒットしなかった。

ということで、覚えている限り、記しておきます。(ちょっと表現がちがうかもしれませんが、お許しください)

建物疎開や工場での動員で
「いってきまーす」
と出かけていった子どもたちは、「ただいま」と帰れないまま、63年たちます。
「いってきます」「ただいま」
この、なんでもない日常が一発の原爆によって断たれてしまいました。
(亡くなった方の数。亡くなった方だけでなく、家族や友だちを亡くした方の苦しみにふれ)
「わしが生きとってええんじゃろうか」
生き残った方たちは苦しみました。
でも! みなさんが生きてくれたから、いまのわたしたちがあります。
生きてくれて、ありがとう。
みなさんが語ってくれ、伝えてくれたから、いま、わたしたちは原爆の悲惨さをしることができます。
わたしたちは、みなさんの思いを伝えなければなりません。
決して原爆が使われることのないよう、みなさんと同じ苦しみをふたたび繰り返すことのないよう、努力することを誓います。

なんて、まっすぐで、わかりやすい言葉でしょう。
だからこそ、まっすぐに人の胸に響きます。
宣言のあいだ、カメラは、読み手の子どもだけでなく、会場も写していました。
みなさんが生きてくれたから。。。。のあたりでは、おもわずハンカチで顔をおおう姿も。
読み終わったときの拍手は、それはもう、福田首相をはるかに超える大きさ。
心からの感動と賛同のこもった拍手でした。


もう少し検索してみて、見つかったら、ご報告します。

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広島平和資料館 → キッズ平和ステーション → キッズニュース

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